川崎市立看護大学の過去問・赤本【2022〜2025年度】

「川崎市立看護大学の過去問はどこで手に入る?」「赤本は出ていないの?」

川崎市立看護大学は2022年開学の新設大学のため、赤本は発売されておらず、大学公式サイトでも直近1年分のみの公開です。

本記事では、過去問の入手方法と、2022〜2025年度の全入試方式(一般選抜 前期・後期、学校推薦型選抜、社会人入試)の小論文出題一覧をまとめました。

各入試方式の詳しい対策方法は、それぞれの専門記事で解説しています。

※アイプラスアカデミーでは、川崎市立看護大学の開学初年度(2022年度)から全入試方式の過去問を収集・分析しており、複数年分の出題傾向を踏まえた指導を行っています。

この記事でわかること
  • 川崎市立看護大学の過去問が入手困難な理由
  • 過去問の入手方法(公式サイト・その他)
  • 【一覧表】一般選抜(前期)の出題一覧:2022〜2025年度
  • 【一覧表】一般選抜(後期)の出題一覧:2022〜2025年度
  • 【一覧表】学校推薦型選抜の出題一覧:2022〜2025年度
  • 【一覧表】社会人入試の出題一覧:2022〜2025年度
  • 入試方式別の傾向比較 過去問が手に入らない場合の対策法
川崎市立看護大学受験予定の皆さん・保護者さま

アイプラスアカデミーでは、共通テスト終了後から一般選抜前期に向けての川崎市立看護大学の小論文と面接の対策を行なっています。

くわしい内容をご確認されたい方はアイプラスアカデミーのLINEよりお問合せください。

川崎市立看護大学の過去問・赤本が入手困難な理由

川崎市立看護大学の過去問は、他の国公立大学と比べて入手が非常に困難です。その理由は以下の通りです。

1. 2022年開学の新設大学 川崎市立看護大学は2022年4月に開学したばかりの新しい大学です。入試の実施回数が少なく、過去問の蓄積がまだ十分ではありません。

2. 赤本・青本が発売されていない 教学社の赤本シリーズ、駿台の青本シリーズともに、川崎市立看護大学は収録されていません。看護単科大学で受験者数が限られるため、出版社が発行していないと考えられます。

3. 大学公式サイトでは直近1年分のみ公開 大学の公式サイトで過去問が公開されていますが、閲覧できるのは直近1年分のみです。毎年更新されるため、それ以前の過去問は閲覧できなくなります。

4. 市販の過去問集にも未収録 「看護・医療系大学〈東日本〉」などの過去問集にも、川崎市立看護大学は収録されていません。

このような状況のため、複数年分の過去問を入手して傾向を分析することが難しく、多くの受験生が対策に苦労しています。


川崎市立看護大学 過去問の入手方法

現在、川崎市立看護大学の過去問を入手できる方法は限られています。

1. 大学公式サイト(直近1年分のみ)

川崎市立看護大学の公式サイトで、直近1年分の過去問が公開されています。

公式サイト: https://www.kawasaki-cn.ac.jp/entranceexam/past/

公開されている入試方式:

  • 一般選抜(前期日程・後期日程)
  • 学校推薦型選抜
  • 社会人選抜

毎年更新されるため、過去の年度分は閲覧できなくなります。早めにダウンロードしておくことをおすすめします。

2. オープンキャンパス・大学訪問

大学のオープンキャンパスや個別訪問時に、過去問の閲覧ができる場合があります。訪問前に入試課へ確認することをおすすめします。

3. 看護系専門塾・予備校

当校を含む一部の看護系専門塾では、複数年分の過去問を収集・保管しています。出題傾向を踏まえた対策指導を受けることが可能です。


川崎市立看護大学 過去問【出題一覧】一般選抜(前期日程)2022〜2025年度

一般選抜(前期日程)の小論文は、課題文型で一貫しています。80分で800字以内の論述が求められます。

年度形式時間/字数出典テーマ
2025課題文型80分/800字エドガー・H・シャイン 他『問いかける技術』信頼関係を築くコミュニケーション
2024課題文型80分/800字デイヴィット・デステノ『信頼はなぜ裏切られるのか』信頼の構築
2023課題文型80分/800字岡崎朋子「ふつう」という幻想(朝日新聞)多様性を認め合う社会
2022課題文型80分/800字伊藤賢一「高校生におけるネット依存とゲームのヘビーユーザーの実態」ゲーム依存の予防
2022(追試)課題文型80分/800字稲垣俊介 他「高校生における対人依存欲求とインターネット利用の性差との関係」ネット依存予防

前期日程の傾向

  • 形式: 課題文型(要約または説明+論述)で一貫
  • 字数: 800字以内で固定
  • 時間: 80分
  • テーマ: 人間関係・コミュニケーション・社会問題が中心
  • 設問パターン: 「要約+論述」または「説明+論述」の2パターン

前期日程は川崎市立看護大学の小論文の中で最もオーソドックスな形式です。課題文を正確に読み取り、自分の意見を論理的に展開する力が問われます。

→ 詳しい対策方法は「【一般選抜】川崎市立看護大学 小論文の対策【過去問4年分】」をご確認ください。


川崎市立看護大学 過去問【出題一覧】一般選抜(後期日程)2022〜2025年度

一般選抜(後期日程)も課題文型ですが、テーマは前期よりも看護・医療に直結した内容が出題される傾向があります。

年度形式時間/字数出典テーマ
2025課題文型80分/800字榎本博明『思考停止という病理』平凡社新書「間柄の世界」と多職種連携
2024課題文型80分/800字鷲田清一『「待つ」ということ』KADOKAWA「聴く」ということ(傾聴)
2023課題文型80分/800字中村雄二郎『臨床の知とは何か』岩波新書真の「経験」の条件
2022課題文型80分/800字中村和子「生きる」『雨のち曇り、そして晴れ』NHK出版障害を持つ人が意欲を持って生きる社会

後期日程の傾向

  • 形式: 課題文型(説明+論述)で一貫
  • 字数: 800字以内で固定
  • 時間: 80分
  • テーマ: 看護・医療に直結した内容(多職種連携、傾聴、臨床の知、障害者支援など)
  • 特徴: 前期よりも専門性が高く、看護師としての視点が問われる

後期日程は前期と同じ課題文型ですが、「多職種連携」「傾聴」「臨床の知」「障害者支援」など、看護師の実務に直結するテーマが出題されています。倍率も高いため、より完成度の高い答案が求められます。


川崎市立看護大学 過去問【出題一覧】学校推薦型選抜 2022〜2025年度

学校推薦型選抜は、2024年度から出題形式が変更されています。

年度形式時間/字数出典テーマ
2025図表読み取り型80分/800字こども家庭庁等の調査データヤングケアラー
2024図表読み取り型80分/800字時事通信ニュース(人口動態統計)少子化と医療人材確保
2023課題文型80分/800字和田秀樹『マスクを外す日のために』幻冬舎マスク着用のメリット・デメリット
2022課題文型80分/800字河合隼雄ほか『こころの声を聴く』新潮文庫「語る」と「語り合う」コミュニケーション

学校推薦型選抜の傾向

  • 形式: 2022〜2023年度は課題文型、2024年度から図表読み取り型に変更
  • 字数: 800字以内で固定
  • 時間: 80分
  • テーマ: 医療・福祉に関する社会問題(ヤングケアラー、少子化、感染症対策など)
  • 特徴: 一般選抜とは出題形式が異なる可能性があるため、両方の対策が必要

2024年度から図表読み取り型に変更されましたが、今後も形式が変わる可能性があります。課題文型・図表読み取り型の両方に対応できるよう準備しておくことをおすすめします。

→ 詳しい対策方法は「【学校推薦】川崎市立看護大学 小論文の対策と傾向」をご確認ください。


川崎市立看護大学 過去問【出題一覧】社会人入試 2022〜2025年度

社会人入試は、他の入試方式と比べて字数が多い年度があるのが特徴です。

年度形式時間/字数出典テーマ
2025図表読み取り型80分/800字厚生労働省「喫煙環境に関する実態調査」受動喫煙と喫煙対策
2023課題文型80分/1200字樋口強『がんでも働きたい』佼成出版社がん患者の就労継続
2022課題文型80分/1200字野矢茂樹『はじめて考えるときのように』PHP文庫「見えない枠」と自己理解

※2024年度のデータは当校では確認できておりません。

社会人入試の傾向

  • 形式: 2022〜2023年度は課題文型、2025年度は図表読み取り型に変更
  • 字数: 2022〜2023年度は1200字、2025年度は800字
  • 時間: 80分
  • テーマ: 社会人経験を踏まえた医療・社会問題(がん患者の就労、喫煙対策、自己理解など)
  • 特徴: 字数が長い年度があり、自身の社会人経験を踏まえた論述が求められる

社会人入試は、単なる知識や意見だけでなく、社会人としての経験や視点を踏まえた論述が求められます。テーマも「がん患者の就労継続」「喫煙対策」など、実社会の課題に即した内容が出題されています。


川崎市立看護大学の入試方式別 過去問 傾向比較

川崎市立看護大学の小論文は、入試方式によって出題傾向が異なります。

入試方式形式字数テーマ傾向特徴
一般(前期)課題文型800字人間関係・コミュニケーション最もオーソドックス
一般(後期)課題文型800字看護・医療に直結専門性が高い
学校推薦課題文型→図表型800字医療・福祉系社会問題2024年度から形式変更
社会人課題文型→図表型800〜1200字社会人視点の医療・社会問題字数が長い年度あり

全方式に共通するポイント

  1. アドミッションポリシーとの関連
    • 「人の生活への関心」「コミュニケーションと協調」が重視されている
    • 看護師としての適性や人間性を問う問題が多い
  2. 時事問題・社会問題への関心
    • ヤングケアラー、少子化、感染症対策、がん患者の就労など
    • 医療・福祉に関するニュースをチェックしておくことが重要
  3. 「自分軸」と「他者軸」のバランス
    • 自分の意見を述べるだけでなく、他者への影響や社会への貢献を意識した論述が求められる

川崎市立看護大学の過去問が手に入らない場合の対策法

川崎市立看護大学の過去問が入手できない場合でも、以下の方法で対策を進めることができます。

1. 類似形式の他大学過去問を活用

川崎市立看護大学と同じ出題形式の大学の過去問で練習することが有効です。

課題文型の練習に適した大学:

  • 横浜市立大学(医学部看護学科)
  • 埼玉県立大学

図表読み取り型の練習に適した大学:

  • 神奈川県立保健福祉大学
  • 各公立大学の推薦入試

これらの大学の過去問は「看護・医療系大学〈東日本〉」(教学社)に収録されています。

2. 出題形式ごとの書き方を習得

どの大学の過去問を使う場合でも、基本的な書き方のパターンを習得しておくことが重要です。

  • 要約+論述パターン: 課題文の要点を簡潔にまとめ、自分の意見を展開
  • 説明+論述パターン: 指定されたキーワードを説明し、自分の意見を展開
  • 図表分析+考察パターン: データの特徴を読み取り、考察を展開

3. 頻出テーマの知識をインプット

川崎市立看護大学の過去問から見える頻出テーマについて、事前に知識をインプットしておきましょう。

頻出テーマ:

  • 人間関係・コミュニケーション(信頼、傾聴、多様性)
  • 医療・福祉の社会問題(ヤングケアラー、少子高齢化、障害者支援)
  • 看護師に求められる資質(多職種連携、臨床の知、患者への寄り添い)

アイプラスアカデミーの川崎市立看護大学対策

当校では、川崎市立看護大学の開学初年度(2022年度)から、全入試方式の過去問を収集・分析しています。

当校が所有する過去問

入試方式所有年度
一般選抜(前期)2022〜2025年度(4年分+追試1回)
一般選抜(後期)2022〜2025年度(4年分)
学校推薦型選抜2022〜2025年度(4年分)
社会人入試2022、2023、2025年度(3年分)

当校の強み

  • 複数年分の出題傾向を把握
    • 1年分だけでは見えない傾向の変化を分析
    • 2024年度からの形式変更にも対応
  • 入試方式別の対策に対応
    • 一般選抜(前期・後期)、学校推薦、社会人入試それぞれに特化した指導
    • 形式の違い(課題文型・図表読み取り型)に応じた対策
  • 過去の出題傾向を踏まえた添削指導
    • 川崎市立看護大学が求める「看護師としての適性」を意識した答案作成
    • アドミッションポリシーに沿った論述のポイントを指導

「赤本がない」「公式サイトでは1年分しか見られない」という状況でも、複数年分の出題傾向を踏まえた対策指導が可能です。

川崎市立看護大学の過去問・赤本 よくある質問

Q. 川崎市立看護大学の過去問はどこで入手できますか?

川崎市立看護大学の過去問は、大学公式サイトで直近1年分のみ公開されています。赤本は発売されておらず、複数年分の過去問を入手するには、大学訪問や看護系専門塾を利用する方法があります。

Q. 川崎市立看護大学の赤本はありますか?

川崎市立看護大学の赤本は発売されていません。2022年開学の新設大学で歴史が浅く、看護単科大学のため、教学社の赤本シリーズには収録されていません。「看護・医療系大学〈東日本〉」にも未収録です。

Q. 川崎市立看護大学の小論文の出題形式は?

入試方式によって異なります。一般選抜(前期・後期)は課題文型(要約+論述)で800字。学校推薦型選抜は2024年度から図表読み取り型に変更。社会人入試は課題文型で1200字の年度もあります。

Q. 川崎市立看護大学の小論文で頻出のテーマは?

一般選抜(前期)は人間関係・コミュニケーション、一般選抜(後期)は看護・医療に直結したテーマ(多職種連携、傾聴など)、学校推薦は医療・福祉系社会問題(ヤングケアラー、少子化など)が頻出です。

Q. 川崎市立看護大学の過去問が手に入らない場合はどうすればいい?

類似形式の他大学過去問で練習することが有効です。課題文型は横浜市立大学・埼玉県立大学、図表読み取り型は神奈川県立保健福祉大学の過去問が参考になります。これらは「看護・医療系大学〈東日本〉」に収録されています。

川崎市立看護大学受験予定の皆さん・保護者さま

アイプラスアカデミーでは、共通テスト終了後から一般選抜前期に向けての川崎市立看護大学の小論文と面接の対策を行なっています。

くわしい内容をご確認されたい方はアイプラスアカデミーのLINEよりお問合せください。

この記事を書いた人

安井玲音

看護学部受験専門アイプラスアカデミー 専任講師。 出願書類(志望理由書)添削・小論文・面接指導を専門とし、年間1000本以上の添削を担当。 今年度、担当した全受講生を志望校合格へと導く。 単なる文章の添削ではなく、看護師としての適性を引き出し、採点官に響く「合格答案」の作成を徹底サポート。

【監修】松田 勇一(ディレクター) 朝日新聞グループ運営「マイベストプロ愛知」にて、厳正な審査を通過した教育の専門家。 本記事は、25年以上の大学受験指導キャリアを持つディレクター・松田の監修に基づき、最新の入試データと指導実績を反映して作成されています。