アイプラスアカデミーでは、共通テスト終了後から一般選抜前期に向けての横浜市立大学医学部看護学科の小論文と面接の対策を行なっています。
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こちらの記事では、横浜市立大学看護学科の偏差値・倍率・合格者データから、前期一般選抜の情報を紹介しております!
共通テスト後の出願先の選定や、共通テスト対策のお役に立てればと思います!
- 過去10年間の倍率・受験者数・合格者数の推移
- A方式・B方式それぞれの特徴
- A方式・B方式の振り分けの基準
- 2026年度入試の受験動向予測
目次
横浜市立大学看護学科の前期一般選抜の状況や傾向は?
ここからは横浜市立大学看護学科に関して、グラフを使いながら前期一般選抜の状況と傾向についてお伝えをしていきます。
過去10年間まで遡っておりますので、ぜひ共通テスト後の出願の際の参考にしてください!
受験者・合格者の推移
横浜市立大学看護学科の倍率は以下のグラフのようになっています。

このグラフから読み取れることとしては「枠は狭まってはいるが、競争率は横ばい」という状況です。
赤い合格者数を見ると、以前は80人から90人ほどの枠がありましたが、最近では50人から60人ほどまで減少しています。
大学が用意している「合格の枠」そのものが、10年前と比べて3割も少なくなっています。
募集人員の方も2015年度は80人だったのに対して、2024年度は55人まで縮小されているという状況です。
一方で、青の受験者数は2020年度〜2023年度で減りましたが、2024年にまた一気に増えました。
「席は減っている」のに「受けに来る人は増えた」ため、以前は10人中7人以上が合格できた年もありましたが、直近では10人中4人ほどしか受からないほど、合格率(緑の線)が急激に下がっています。
そのため、今の横浜市立大学は「昔よりも合格の椅子が少なくなっており、以前と同じ感覚では受からない非常に難しい戦いになっている」といえます。
2026年度入試はより厳しい戦いに?
横浜市立大学は2025年度入試からA方式・B方式の2つの方式で入試を行なっているという話をしてきました。
2025年度入試ではB方式初年度の影響もあり、倍率が0.8と定員割れしていたという結果を受けて、2026年度の入試はB方式の受験者が増えることが予測されます。
ですが、A方式の方も油断ができない状況になっています。
「B方式が増えるかもしれない」と予測して、あえてA方式で選ぶ層がくる可能性は高いため、2026年度入試は受験者の動きが読めないという状況です。
倍率の推移
横浜市立大学看護学科の倍率は以下のようになっています。

倍率は1.5~2.3程度のラインを行ったり来たりしている状況です。
同じような看護医療系の国公立大学の中では、比較的落ち着いている方です。
その理由としては
- 共通テストの配点の比重が高い
- 2次試験に小論文があること
主な要因としてはこの2点が考えられます。
特に小論文に関しては、学校の授業で学ぶ機会がなく対策に時間がかかってしまうこと、共通テスト重視の対策で小論文対策に時間が割けないことで、受験生が避ける傾向にあります。
そういった観点からも受験生は小論文を避けられる学校へ流れていき、比較的倍率が落ち着いていると考えられます。
出願する入試方式の選び方は?
共通テスト後に受験生の皆さんを待っているのが「出願」です。
出願の際には共通テストの点数が大きな判断材料になってきています。
合格をするにはそういった共通テストを元にした戦略を練っていくのも一つの手段です。
自分の得意科目や共通テストの結果に応じて有利な方式を選ぶことが合格への近道です!
ここでは、横浜市立大学看護学科の入試方式に合わせた出願判断の基準や、A方式B方式に向いているタイプを紹介していきます!
A方式とB方式での違いは?
まず、前提として知っておくこととして各方式の出願に必要な科目です。
横浜市立大学は2025年度の入試から新課程以降に伴って、一般入試の方式が2パターンになり、共通テストの受験科目数などもA・B方式で異なる様式になっています。
ここでは、各方式の科目について紹介をしていきます。

※上記は募集要項の内容を簡潔にまとめたものです。科目の組み合わせや出願資格に繋がる科目の確認は出願前には必ず公式の「募集要項」をご確認ください。
このようにしてA・B方式で受験の内容が異なってきます。
【共通テスト後必見】あなたに有利な方式と得点別の出願判断
共通テストが終わったら、まず確認すべきは「自分の得点なら、A方式とB方式どちらが有利か、どちらで合否判定の対象になるか」です。
2026年度入試から、横浜市立大学看護学科は出願時に方式を選択する必要がなくなりました。大学側が自動的に、あなたにとって有利な方式(A方式またはB方式)で合否判定を行います。
ここでは、あなたが受けた科目の得点から、どちらの方式で判定される可能性が高いか、そして合格のためにどんな戦略を立てるべきかをお伝えします。
各方式の素点と学校の傾斜配点は?
横浜市立大学の前期一般選抜の特徴として挙がるのが傾斜配点が方式の振り分けに作用をしてくる点です。
こちらでは共通テストと学校の傾斜配点を紹介しておりますので、見比べてみてください。
まず初めに以下の内容を確認していくまえに横浜市立大学の受験科目の共通テスト素点を確認しておきましょう。
共通テスト素点
- 国語:200点
- 地歴公民:100点
- 理科:100点(1科目のみ)or200点(2科目合計)
- 数学:200点(数I・A + 数II・B・C)または 100点(情報を選択した場合)
- 外国語:200点
A方式の傾斜配点(1000点満点)
- 国語:200点
- 地歴公民:100点
- 理科:100点
- 数学:200点(または100点)※情報選択の場合
- 外国語:400点(リーディング300点+リスニング100点)
- 合計:1000点
A方式は各科目、基本的には素点通りですが英語の傾斜配点がかかっていることがわかります。満点の4分の1を占めているため、英語の出来が合否に1次の結果に作用をしてきます。
多少の苦手科目で点が伸びなかった場合も英語が取れていれば、傾斜配点がかかるため他の科目の点数をカバーすることができます。
そのため、英語がおおよそボーダー周辺取れていればA方式もしくはAB両方に振り分けになると考えられます。
B方式の傾斜配点(700点満点)
- 国語・地歴公民・数学の最高得点1科目:200点(得点の高い1教科または受験した1教科を採用)
- 理科:200点
- 外国語:300点
- 合計:700点
B方式は、得点が伸びなかった科目を切り捨てて「英語・理科・最高得点1科目」の3教科で判定する仕組みです。
合計700点満点のうち英語が300点(約43%)を占めるため、A方式以上に「英語の1点」の重みが増します。
英語の比重が大きいのはもちろんですが、何よりも選択科目を最も点数の高い科目で勝負できるのが魅力的です。
そのため、共通テストの結果で得意不得意の結果が極端に出た人はB方式に振り分けられることが考えられます。
共通テスト得点別の振り分け予想
上記でおおよその振り分けの基準について話をしてきました。
こちらではより、共通テストの得点に合わせて皆さんがA・B方式どちらになりそうかの予想を紹介していきます。
今回はボーダーが70%だった場合で考えていきます。
その内容も踏まえて、下記内容をご確認ください。
A方式に振り分けられるパターン
A方式は下記の3パターンの得点の仕方をした受験者が振り分けられると予想されます。
パターン1:全科目70%ライン安定型
- 国語:140/200点
- 地歴:70/100点
- 理科:70/100点
- 数学:140/200点
- 英語:140/200点
こちらはボーダーライン上にきれいに並んだ例。
配点の高い英語が崩れていないため、6科目を合算するA方式で振り分けられることが予想されます。
パターン2:英語リード型
- 国語:120/200点
- 地歴公民:60/100点
- 理科:60/100点
- 数学:120/200点
- 英語:160/200点
他科目がボーダーを切っていても、400点に換算される英語が8割を超えているため、1000点満点のA方式において圧倒的なリードを作り出せるパターンです。
パターン3:英語苦手・他科目補填型
- 国語:160/200点
- 地歴公民:80/100点
- 理科:80/100点
- 数学:150/200点
- 英語:125/200点
英語ではボーダーを切ってしまったものの、他の科目で7.5~8割の補填ができた場合は平均でボーダー得点率になるため、A方式になることが予測されます。
ですが、英語の点数の伸び悩み具合、理科と国語・地歴公民・数学の点数の高さ次第ではABの両方に振り分けられる可能性もあります。
B方式に振り分けられるパターン
B方式は下記の2パターンの得点の仕方をした受験者が振り分けられると予想されます。
基本的には大きな得点差がない限りは、募集の多いA方式もしくはA・B両方に振り分けられると考えておきましょう。
B方式での選択科目は国語・地歴公民・数学(情報)です。
その内容も踏まえて、下記内容を見ていきましょう。
パターン1:選択科目・理科での英語補填型
- 理科:80/100点(傾斜配点→160点 / 200点:得点率80%)
- 選択科目(数学):80/100点(傾斜配点→160点 / 200点:得点率80%)
- 英語:100/ 200点(傾斜配点:150/300点→得点率50% ボーダーを大幅に下回る状態)
英語がボーダーを大きく下回ったとしても、選択科目や理科で8割以上マークしたことで、英語の大きなミスをカバーするパターンです。
このように英語が低いものの、理科・選択科目での点数が高く出た人はA・B両方かB方式になると予想されます。
パターン2:英語高得点での挽回型
- 理科:55/100点(傾斜配点→110点 / 200点:得点率55%)
- 選択科目(数学):55点 / 100点(傾斜配点→110点 / 200点:得点率55%)
- 英語:170点 / 200点(傾斜配点→255点 / 300点:得点率85%)
こちらは理科、最高点が出せるはずの選択科目の点数が大幅にボーダーを下回ってしまったタイプです。英語での得点は非常に高く出ているので、このように「他は全くできなかったけど、英語は得意だったからできた!」という方はB方式への振り分けが予想されます。
横浜市立大学看護の2026年度入試の動向
2026年度の共通テストは、新課程になって2年目ということもあり、浪人生も含め新課程対策がかなり進んでいます。
そのため、平均点が安定したり、去年難しかった科目が解きやすくなったりと、全体的にハイレベルな争いになる傾向にあります。
将来を見据えた「看護・資格志向」は相変わらず強く、特に横浜市立大学のような人気国公立は、今年も競争が予想されます。
また、共通テスト後は周りの難関大から志望校を変えてくるライバルも多いため、ボーダー付近は本当に「1点の重み」が大きくなります。
ですが、横浜市立大学は「出願時の自動振り分け」があるため共通テストのカバーは比較的しやすい傾向です。
そのため、数科目の得点が伸び悩んでも、他の得意科目でカバーできるこの仕組みは、受験生にとって最高の心強い味方です。
周りの点数に一喜一憂せず、このチャンスを信じて2次試験(小論文・面接)に向けていち早く気持ちを切り替えて、合格を掴み取りましょう!
横浜市立大学看護学科のその他受験情報に関してはコチラ!

安井玲音
看護学部受験専門アイプラスアカデミー 専任講師。 出願書類(志望理由書)添削・小論文・面接指導を専門とし、年間1000本以上の添削を担当。 今年度、担当した全受講生を志望校合格へと導く。 単なる文章の添削ではなく、看護師としての適性を引き出し、採点官に響く「合格答案」の作成を徹底サポート。
【監修】松田 勇一(ディレクター) 朝日新聞グループ運営「マイベストプロ愛知」にて、厳正な審査を通過した教育の専門家。 本記事は、25年以上の大学受験指導キャリアを持つディレクター・松田の監修に基づき、最新の入試データと指導実績を反映して作成されています。
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