共通テストが終了し、横浜市立大学を志望する受験生の皆さんは二次試験対策が本格化する時期を迎えました。
横浜市立大学看護学科の一般選抜前期では、共通テストに加えて小論文と面接が課されます。
合格を勝ち取るためには、共通テストのボーダーラインを把握したうえで、二次試験でどれだけの点数が必要なのかを理解し、効果的な対策を行うことが重要です。
この記事では、2026年度入試の共通テストボーダーと過去の合格最低点から算出した小論文の必要点数を学科・専攻別に詳しく解説します。
さらに、横浜市立大学の小論文・面接の対策方法もご紹介しますので、二次試験対策の参考にしてください。
- 横浜市立大学の共テボーダーからの二次試験の必要点数がわかる
- 横浜市立大学の小論文攻略のポイントがわかる
- 横浜市立大学の二次試験対策がわかる
アイプラスアカデミーでは、共通テスト終了後から一般選抜前期に向けての横浜市立大学医学部看護学科の小論文と面接の対策を行なっています。
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目次
横浜市立大学看護学科の共通テストボーダー
1月21日に共通テストリサーチより、2026年度入試のおおよそのボーダーが発表されました。
横浜市立大学看護学科に関しては以下のようなボーダー得点となっております。
A方式:700/1000点(70%) 前年比-2%
B方式:518/700点(74%) 前年比-2%
ボーダーに関しては共通テストの難化もあり、横浜市立大学も難化の影響を受けてAB両方式ともにボーダーが下がっています。
合格に必要な小論文の点数は何点?
受験生・保護者の皆さんの気になる点としては「二次の試験の小論文は何点取れば良いのか」ではないでしょうか。
そのために以下の評価方法を知っておきましょう。
二次試験評価(共通):小論文(300点満点)+面接(段階評価)
横浜市立大学は小論文の点数が非常に高く設定されています。
ですが、面接に関しては段階評価で、評価次第ではボーダー以上の得点からでも不合格になることがあります。
上記の情報を踏まえて、実際に昨年度のデータをもとにボーダー点数から何点取れば合格ラインに乗れるのかを紹介していきます。
2025年度の共通テストボーダーから見る合格最低点と小論文の必要点数
| 方式 | 2025年度ボーダー | 合格最低点(小論文含む) | ボーダーから見る必要点数 |
|---|---|---|---|
| A方式 | 720 | 881 | 161 |
| B方式 | 532 | 747.6 | 215.6 |
2025年度はこのようになっています。
A方式はボーダーに乗っている家庭で行くと、2次の小論文はおおよそ5〜6割取れば合格の最低ラインに乗ります。
B方式の方は7割以上を必要とします。
横浜市立大学看護学科は、ボーダー以下の層からの逆転合格が例年起きているため、ボーダーに乗った=合格と考えずに、逆転合格を狙う層に注意をしておきましょう。
また、ボーダーを少し下回った方に関しては逆転合格のチャンスが大いにあるということに繋がっていきます。
その他にも、小論文に関しては大学独自の問題になるため、共通テストと違い極端な難易度の変動が起きるということはありません。
そのため、2026年度も同様に合格最低点と小論文の必要点数は上記の表ほどの点数になることが予想されます。
2026年度の共通テストボーダーから見る小論文の必要点数予想
2026年度の共通テストボーダーが昨年度よりも下がったことを踏まえ、今年度の合格最低点と小論文で必要な点数を予想してみましょう。
昨年度(2025年度)のデータと比較すると、ボーダー得点は15〜20点ほど下降しています。
これは共通テストの難化が主な要因です。
合格最低点も同様にボーダーの下落幅に応じて下がることが予想されるため、2026年度の合格最低点と二次試験の必要点数は以下のように推定できます。
| 入試方式 | 2026年度ボーダー | 予想合格最低点 | ボーダーから見る必要点数 |
|---|---|---|---|
| A方式 | 700 | 861~870 | 161~170 |
| B方式 | 518 | 733~740 | 215~222 |
※予想合格最低点は、2025年度の合格最低点から共通テストボーダーの下落幅(約15点)を考慮して算出しています。
※出典:河合塾 2026年度共通テストリサーチ
横浜市立大学は逆転合格が起きやすいため油断は禁物
共通テストでボーダー得点以上を取れた受験生は、小論文と面接次第で十分合格できる位置にいます。
小論文に関しては共通テスト対策に時間を使った分で二次対策が出遅れた、正解がないため対策が難しい、学校独自の問題になるため難易度は安定している、という観点から上記表の点数を獲得できれば合格を狙える範囲に乗ってきます。
ですが、ボーダー以下の得点帯から逆転合格が出ていることを考えると、ボーダー乗った=合格範囲と安心するのは早いと考えておきましょう。
また、横浜市立大学看護学科は毎年ボーダーを超えていても二次試験で失敗して不合格になるというパターンもあるため、小論文はもちろんですが面接の対策はマストになってきます。
ただ、小論文の得点のみで考えれば、上記の表が示す通り小論文で70〜85点程度の得点を取れる文章力を身につけることが合格のカギとなります。
ボーダー得点・必要点数から見えること
2026年度のボーダーを見ると、以下の傾向が読み取れます:
- AB方式ともに難化をしてもボーダーは7割は割らないハイレベルな戦い
ボーダーは下がったとありますが、依然として共通テストで7割以上をマークできる受験生が集まるハイレベルな戦いになっています。 - 入試方式の自動振り分けに注意
横浜市立大学は共通テストの得点によって入試方式が自動的に振り分けれられます。
必要点数が低く出やすいA方式か必要点数が高いB方式になるかは読めません。
そのため、受験生の皆さんは「自分が必要点数の低いA方式になる」と思い込まず、「必要点数の高いB方式になるかもしれない」と思って対策を進めていくことがマストです。
小論文で合格ラインを突破するためのポイント
横浜市立大学の小論文は300点満点で、上記の表から分かる通り、方式ごとに必要点数は違ってきますが、どちらの方式に振り分けられてもいいように7割〜8割を目指して対策をしていきましょう。
共通テストでボーダー前後の得点だった受験生は、小論文と面接の出来が合否を左右します。
ボーダーをクリアしている受験生にとっては、小論文対策こそが合格への最後の関門です。
横浜市立大学の小論文の特徴
横浜市立大学の小論文は以下のような特徴があります:
- 課題文型・資料分析型の2題の出題
医療・福祉に関する文章を読み、そこから問題を読み取り自分の考えを論述する形式です。 - 論述は合計で1000〜1300字程度
120分の中で1000〜1300字の異なった形式の問題を解くため、読解力と構成力が求められる。 - 看護視点の論述
単なる一般論ではなく「看護を目指すもの」の視点を取り入れての論述が要求される。
高得点を取るための対策
1. 過去問演習を徹底する
横浜市立大学の小論文は、出題傾向が比較的安定しています。過去問を最低でも3年分は解き、出題パターンに慣れましょう。
2. 医療・福祉分野の時事問題に関心を持つ
日頃から新聞やニュースで医療・福祉に関する話題をチェックし、自分なりの考えを持つ習慣をつけましょう。特に医療倫理や医療に繋がる社会問題は頻出です。
3. 添削指導を受ける
独学では気づきにくい論理の飛躍や表現の問題点を、プロの添削指導で修正していくことが重要です。客観的な評価を受けることで、確実に得点力が向上します。
4. 時間配分を意識する
試験時間内に構成を考え、下書きをし、清書する練習を繰り返しましょう。本番で焦らないためには、時間を計った実践練習が不可欠です。
面接試験についても忘れずに
横浜市立大学の一般選抜前期では、小論文に加えて面接試験も実施されます。
また、横浜市立大学は面接の方法にグループディスカッションを取り入れています。
面接試験は点数化されませんが、不適格と判断された場合は不合格となるため、決して軽視できません。
過去に面接で聞かれた主な内容
以下の内容は代々木ゼミナールが公開している横浜市立大学の面接試験(グループディスカッション)で聞かれた内容です。
- 志望動機(なぜ横浜市立大学なのか、なぜその学科・専攻なのか)
- 友人がダイエットでサプリメントを飲もうかと相談してきたとき、なんて声をかけるか。サプリメントは効果はあるという口コミもあるが少数健康被害も報告されている。(2025年度)
- 小学生に「いのちの教育」をすることになった。どのように教えるか。目的や理由も含めて、意見を述べよ。(2024年度)
- 子どもの医療費無償化を中高生に拡大することについて(2023年度)
面接対策のポイント
横浜市立大学の面接試験はグループディスカッション形式という特殊な形式を採用しています。
一般的な個人面接とは異なり、複数の受験生が同時に参加し、与えられたテーマについて討論を行います。この形式では、単に自分の意見を述べるだけでなく、他者の意見を聴く力や協調性も評価されます。
グループディスカッションで見られているポイント
横浜市立大学のグループディスカッションでは、以下の点が評価されています:
コミュニケーション能力
- 自分の意見を分かりやすく伝えられるか
- 他者の意見に耳を傾けることができるか
- 適切なタイミングで発言できるか
論理的思考力
- 与えられたテーマについて筋道を立てて考えられるか
- 根拠を持って自分の意見を述べられるか
- 多角的な視点で物事を捉えられるか
協調性とリーダーシップ
- グループ全体の議論を建設的な方向に導けるか
- 対立する意見があっても冷静に対処できるか
- 他者の意見を尊重しながら議論を深められるか
看護職としての適性
- 患者や他職種と協働する姿勢が見られるか
- 倫理的な視点を持っているか
- 医療現場で求められる柔軟性があるか
グループディスカッション対策の具体的方法
1. 過去の出題テーマを研究する
横浜市立大学のグループディスカッションでは、医療・福祉・倫理に関するテーマが頻出です。
過去の出題例:
- 友人がダイエットでサプリメントを飲もうかと相談してきたとき、なんて声をかけるか(2025年度)
- 小学生に「いのちの教育」をすることになった。どのように教えるか(2024年度)
- 子どもの医療費無償化を中高生に拡大することについて(2023年度)
これらのテーマに共通するのは、正解が一つではないという点です。自分なりの考えを持ちつつ、他者の意見も受け入れる柔軟性が求められます。
2. 実際にグループディスカッションの練習をする
一人で考えるだけでなく、実際に複数人でディスカッションの練習をすることが非常に重要です。
- 高校の友人や家族と模擬ディスカッションを行う
- 時間を計って本番と同じ条件で練習する
- 討論後に互いにフィードバックをし合う
第三者の視点で「自分がどう見えているか」を知ることで、改善点が明確になります。
3. バランスの取れた発言を心がける
グループディスカッションでは、以下のような極端な態度はマイナス評価につながります
❌ 一切発言しない(消極的すぎる)
❌ 自分の意見ばかり主張する(協調性がない)
❌ 他者の意見を否定する(攻撃的)
❌ 議論と関係ない発言をする(的外れ)
理想的な姿勢
✅ 適度なタイミングで発言する
✅ 他者の意見に「なるほど」と共感を示す
✅ 異なる意見があっても「〜という視点もありますね」と受け止める
✅ 議論が停滞したら「〜についてはどう思いますか?」と新しい視点を提示する
4. 医療・看護の視点を忘れない
横浜市立大学看護学科の面接である以上、看護職を目指す者としての視点が求められます。
ディスカッションの中で:
- 「患者さんの立場で考えると〜」
- 「看護師として大切なのは〜」
- 「チーム医療の観点から〜」
といった看護・医療の視点を取り入れることで、志望理由との一貫性も示すことができます。
5. 時事問題への関心を持つ
医療・福祉に関する最新のニュースや社会問題について、日頃から関心を持ち、自分なりの考えを整理しておきましょう。
チェックすべきトピック:
- 医療従事者の働き方改革
- 少子高齢化と地域医療
- 医療DX(デジタルトランスフォーメーション)
- 医療倫理(安楽死、終末期医療など)
- 新型感染症対策
面接当日の心構え
緊張しすぎない
グループディスカッションでは完璧な答えは求められていません。自分らしく、誠実に議論に参加することが大切です。
他の受験生は敵ではない
同じグループの受験生はライバルではなく、議論を深めるためのパートナーです。協力的な姿勢で臨みましょう。
沈黙を恐れない
無理に発言しようとして的外れなことを言うより、議論の流れを理解してから適切なタイミングで発言する方が評価されます。
笑顔とアイコンタクトを忘れずに
発言するときだけでなく、他の人が話しているときも適度にうなずいたりアイコンタクトを取ったりすることで、コミュニケーション能力をアピールできます。
まとめ:横浜市立大学合格に向けて
横浜市立大学看護学科の合格を勝ち取るには、共通テスト+小論文+面接の三位一体の対策が必要です。
特に、グループディスカッション形式の面接は、事前の練習なしに臨むと本来の力を発揮できない可能性があります。
合格への最終チェックリスト
✅共通テストでボーダーラインをクリアしている
✅小論文の過去問を3年分以上解いた
✅添削指導を受けて改善点を把握している
✅グループディスカッションの練習をした
✅医療・福祉の時事問題をチェックしている
✅志望動機を自分の言葉で語れる
✅横浜市立大学の特色(IPEなど)を理解している
共通テスト後から前期試験までの約3週間、この期間の過ごし方が合否を決定づけます。
二次試験の小論文と面接は「絶対的な正解がない」科目です。だからこそ、独学で進めるのではなく、第三者からのフィードバックを受けながら対策を進めることを強くお勧めします。
アイプラスアカデミーの横浜市立大学対策講座
アイプラスアカデミーでは、横浜市立大学の一般選抜前期に特化した小論文・面接対策を行なっています。
小論文対策
- 横浜市立大学の過去問を使った問題演習
- 個別添削指導で一人ひとりの弱点を克服
- 課題文読解と論述構成のテクニック指導
面接対策
- グループディスカッション形式の模擬面接
- 本番さながらの実践練習
- 医療・看護の視点を取り入れた発言方法の指導
- 過去の出題テーマを使った対策
その他のサポート
- オンライン完結で全国どこからでも受講可能
- 共通テスト後からでも間に合う短期集中プログラム
- 受験直前まで何度でも質問・相談可能
共通テストでボーダーをクリアした受験生の皆さん、合格まであと一歩です。
二次試験対策で確実に得点し、合格をさらに確実なものにしていきましょう!
アイプラスアカデミーでは、共通テスト終了後から一般選抜前期に向けての横浜市立大学医学部看護学科の小論文と面接の対策を行なっています。
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安井玲音
看護学部受験専門アイプラスアカデミー 専任講師。 出願書類(志望理由書)添削・小論文・面接指導を専門とし、年間1000本以上の添削を担当。 今年度、担当した全受講生を志望校合格へと導く。 単なる文章の添削ではなく、看護師としての適性を引き出し、採点官に響く「合格答案」の作成を徹底サポート。
【監修】松田 勇一(ディレクター) 朝日新聞グループ運営「マイベストプロ愛知」にて、厳正な審査を通過した教育の専門家。 本記事は、25年以上の大学受験指導キャリアを持つディレクター・松田の監修に基づき、最新の入試データと指導実績を反映して作成されています。
