三重県立看護大学の推薦入試(学校推薦型選抜をはじめとする特別選抜)では、総合的な思考力と発信力を問う小論文(外国語の読解を含む)が出題されます。
「推薦なのに小論文で英語まで出るの?」「どんな問題が出るのか不安…」という受験生も多いのではないでしょうか。
この記事では、三重県立看護大学(推薦)の小論文について、最新の出題傾向を踏まえ、合格に必要な解き方のポイントから具体的な対策法まで詳しく解説します。
小論文の出題傾向と内容
三重県立看護大学の小論文は、試験時間120分で「問1(英語長文の要約)」と「問2(立場選択型の論述)」の2問構成となっています。
- 問1:英語長文の要約
- 内容: 衛生管理や公衆衛生、慈善活動(フィランソロピー)など、医療・社会貢献・人間理解に関連する比較的内容の深い英文が出題されます。
- 形式: 英文を読み、指定された解答用紙の範囲内(日本語または英語)で要約します。
- 問2:自身の立場を明確にする論述(賛否選択)
- 内容: 問1のテーマに関連した社会的な課題(例:「有料公衆トイレ設置の是非」「慈善活動が格差解決を妨げているという批判への賛否」など)が提示されます。
- 形式: 提案や批判に対して「賛成」または「反対」のどちらかに必ず○を付けたうえで、自身の立場とその理由・根拠を論理的に記述します。
合否を分ける!各問題の「解き方のポイント」
【問1】英語要約の解き方ポイント
- 全体構造(パラグラフ)の把握
- 最初から細かく訳すのではなく、各段落で「何が述べられているか(事例、問題提起、結論など)」の骨組みを掴みます。
- 抽象と具体の整理
- 具体例(有名人の活動や歴史的事実など)に囚われすぎず、著者が伝えたい中心的な主張(抽象部分)を抽出し、簡潔な日本語に再構築します。
【問2】立場選択型論述の解き方ポイント
- 明確な立場表明と論理的一貫性
- 賛成・反対のどちらを選んでも採点上の有利・不利はありません。大切なのは、選んだ立場に対して筋の通った根拠を提示できるかです。
- 多角的な視点(対立意見への配慮)の盛り込み
- 単に「自分の意見」を押し通すだけでなく、「確かに〜という懸念もあるが、〇〇という観点から〜と考える」といったように、反対意見や問題の複雑さを理解したうえで論を展開すると説得力が増します。
- 看護・医療職としての倫理観との接続
- 社会課題に対して、公平性や共感、地域社会への影響など、将来看護職を目指す者としての視点を含めて論じることが重要です。
今日からできる!効果的な対策方法
- 医療・社会系テーマの英単語・知識の拡充
- 公衆衛生、福祉、環境、グローバルヘルスなど、看護・医療分野に関わる英単語の語彙力を高めましょう。
- 要約トレーニングの徹底
- 200〜300語程度の英語論説文を読み、「要するにどういうことか」を100〜150字程度の日本語でまとめる練習を繰り返します。
- 賛否が分かれるテーマでの「思考の言語化」
- 普段から社会ニュースに対して「自分なら賛成か反対か、その理由は何か」をメモに残し、論理的な根拠を組み立てる習慣をつけましょう。
5. 【最重要】合格を手繰り寄せる「第三者の添削指導」
小論文対策において、最も陥りがちな失敗は「自分で書いて満足してしまうこと」です。
- 英語の要約が「単なる直訳の繋ぎ合わせ」になっていないか?
- 論述の根拠が「感覚的な意見」になっておらず、第三者を納得させる論理構成になっているか?
- 条件(○をつける、字数枠におさめる)を厳格に守れているか?
これらは、自分ひとり(自己採点)では客観的にチェックすることが非常に困難です。
合格レベルの答案に引き上げるためには、出題意図や看護系小論文の評価基準を熟知したプロの指導者(第三者)による徹底的な添削が不可欠です。客観的なフィードバックを受け、何度もリライト(書き直し)を重ねることでしか、実戦で通用する記述力・表現力は身につきません。
さいごに
三重県立看護大学の特別選抜小論文は、英語力と論理的思考力の双方が問われる歯ごたえのある試験です。
しかし、出題パターンと攻略法を正しく理解し、客観的な添削指導のもとで対策を重ねれば、確実に周囲と差をつけることができます。
アイプラスアカデミーでは、三重県立看護大学の傾向に合わせた個別指導や小論文の添削サポートを行っています。対策に不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください!

安井玲音
看護学部受験専門アイプラスアカデミー 専任講師。 出願書類(志望理由書)添削・小論文・面接指導を専門とし、年間1000本以上の添削を担当。 今年度、担当した全受講生を志望校合格へと導く。 単なる文章の添削ではなく、看護師としての適性を引き出し、採点官に響く「合格答案」の作成を徹底サポート。
【監修】松田 勇一(ディレクター) 朝日新聞グループ運営「マイベストプロ愛知」にて、厳正な審査を通過した教育の専門家。 本記事は、25年以上の大学受験指導キャリアを持つディレクター・松田の監修に基づき、最新の入試データと指導実績を反映して作成されています。
