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【推薦入試】東海大学医学部看護学科の小論文の対策【過去問分析】

松田勇一
監修:松田 勇一アイプラスアカデミーディレクター / 指導歴25年 大手予備校や武田塾等の責任者を歴任後、現在は大学受験専門予備校と看護学部受験専門の予備校を運営。朝日新聞グループ『マイベストプロ愛知』認定の教育のプロとして、毎年多くの受験生を看護学部合格へ導いている。

東海大学医学部看護学科の推薦入試(学校推薦型選抜)の小論文は、現代社会の問題・テーマについて自分の考えを論述する形式です。
本記事では、過去問をもとに出題傾向と具体的な対策法を解説します。

出題テーマは、単なる看護・医療の専門知識を問うものではなく、「情報化社会」「テクノロジーと人間」「現代の社会課題」など、時事的・社会的なテーマに対して、自分の考えをまとめる能力が問われます。

東海大学を受験予定の皆さん・保護者さま

アイプラスアカデミーでは、東海大学医学部看護学科の小論文と面接・出願書類の対策を行なっています。

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この記事からわかること
  • 東海大学医学部看護学科の小論文の過去問から傾向がわかる
  • 小論文で求められる考えや視点がわかる
  • 東海大学看護学科の小論文対策方法がわかる

東海大学医学部看護学科の小論文の過去問の傾向

項目内容
試験時間非公表(一般的に60〜90分程度)
大問数1題
小論文の字数800字以内
出題形式課題文型(文章読解+意見論述)
対象学部医療・生物系学部共通問題

東海大学の推薦入試小論文は、60〜90分の制限時間内で、課題文を読んだうえで設問に答える形式です。

課題文の傾向

現代社会の問題(情報・テクノロジー・医療倫理・グローバル化など)に関する文章が出題される

設問の傾向

「具体的な問題を一つ取り上げ、対応策について自分の考えを述べよ」という形式が定番

字数

800字以内と、推薦入試の小論文としては比較的多め

小論文は「現代社会への関心と思考力」を重視している!

東海大学はアドミッションポリシーおよび入試案内として、以下を公表しています。

本学の入学試験の小論文は、現代社会の抱える問題・テーマなどについて課題が出題される傾向にあります。課題に対する理解力、文章を構成する力、自分の考えを表現する力などを評価します。

東海大学 入試案内より

大学側は、社会問題への関心・課題発見力・自分の意見を論理的に表現する力を持つ人材を求めています。

東海大学医学部看護学科の小論文の過去問の出題構成

東海大学看護学科の小論文は課題文型の形式を採用しており、現代社会に関連した文章を読んだうえで論述します。

医療・生物系の学部共通問題として出題されるため、看護に特化した専門的な知識よりも、社会問題に対する広い視野と自分の考えを構築する力が重視されます。

実際に出題された過去問を見てみよう!

推薦入試 過去問(年度詳細非公表)

出典テーマ:情報過多・SNS時代における意思決定

(問い)インターネットやスマートフォンの普及により、私たちは日々大量の情報にさらされています。このような情報過多により、私たちにとって重要な情報が埋没し、課題の発見や意思決定が困難になることがあります。そこで、情報過多が引き起こす具体的な問題を一つ取り上げ、その対応策について、あなたの考えを述べてください。(800字以内)

引用元:パスナビ 旺文社
どんなお話?

現代のインターネット・スマートフォン社会において、情報の洪水の中で重要な情報が見えなくなるという問題を提示しています。単なる「SNSの功罪」の議論ではなく、**「情報過多が招く具体的な弊害を自分で特定し、実現可能な対応策を考える」**という、問題発見→解決提案の力が試されています。

ここがポイント!

設問では「具体的な問題を一つ取り上げ」という指定があります。つまり、広くぼんやりとした議論ではなく、ピンポイントで問題を絞り込む思考力が求められています。
例えば「フェイクニュースの拡散」「医療情報の質の担保」「若者のメンタルヘルスへの影響」など、自分が論じやすいテーマに絞って展開することが有効です。

結局、何が求められているの?

東海大学看護学科の小論文で問われているのは、高度な医療専門知識ではありません。大切なのは、「現代社会の問題を自分ごととして捉え、具体的な問題を見つけ出し、論理的な解決策を提案できるかどうか」 です。

この「問題発見力」と「論理的な思考・表現力」こそが、東海大学看護学科の小論文合格に近づくポイントになります。

東海大学医学部看護学科の小論文対策

ここまで説明した出題傾向をもとに、対策方法をまとめていきます。

まずは基本の型から身につける

小論文対策でまず最初に身につけたいのが「型の定着」です。

東海大学の小論文は「問題提起→具体例の提示→対応策・自分の意見」という流れが基本です。この型を定着させることで、どんなテーマが出ても対応できるようになります。

オススメ基本構成

  1. 課題の整理(約100字):問題文のテーマを簡潔に整理し、自分が取り上げる具体的な問題を提示する
  2. 問題の具体化(約200字):選んだ問題がなぜ深刻なのかを具体例・データ・体験などを交えて説明する
  3. 対応策の提案(約350字):実現可能な対応策を、主体(個人・社会・医療職など)を明確にして述べる
  4. まとめ(約150字):看護職を目指す立場から、自分の考えを締めくくる

小論文対策の優先順位は?

ステップ1:時事問題・社会問題へのアンテナを張る

東海大学の小論文は「近年話題となっている事柄やニュース性のあるもの」が多く出題されます。

日頃から以下のような媒体に触れておきましょう

  • 新聞のコラム(天声人語・編集手帳など):社会問題を短くまとめた文章に慣れるのに最適
  • NHKニュース・医療福祉系の特集:看護・医療に関わる社会問題の知識補強に
  • 厚生労働省の白書・統計:高齢化・医療格差・メンタルヘルスなどの数字を把握しておく

ステップ2:「問題の絞り込み」の練習をする

今回の過去問でも「具体的な問題を一つ取り上げ」という指定があります。

広いテーマから一つの問題を選ぶ練習は、普段から「このニュースの具体的な問題点は何か?」と意識することで身につきます。

ステップ3:「対応策」まで考えきる練習をする

単に問題を指摘するだけでなく、実現可能な対応策を提案できるかどうかが合否を分けます。

対応策を考えるときは「誰が・何を・どうするか」を意識して、抽象的な表現(「意識を高める」「教育を充実させる」)だけで終わらないよう注意しましょう。

東海大学看護学科に合わせた書き方の練習をしよう

東海大学の推薦入試小論文は800字以内という字数設定です。

一般的な推薦入試と比べて多めの字数のため、内容を薄く広く書くよりも「一つのテーマを深く掘り下げる」ことが評価につながります。

また、東海大学は医療・生物系の学部共通問題として出題されるため、看護に特化しすぎず、社会全体の視点で論じてから、看護職・医療職としての視点に落とし込むという流れが有効です。

過去問演習+第三者の添削で万全の対策を!

小論文は自分では評価が難しい科目です。

論理展開に矛盾はないか、具体例は適切か、800字に対して内容が薄くないか——こうした点は、客観的な第三者の目を通して初めて気づけることが多くあります。

学校の先生や看護系に詳しい指導者に添削をお願いし、書いて→添削を受けて→書き直すサイクルを繰り返すことが、最も効果的な対策です。

よく出るテーマを押さえておこう

東海大学の小論文では以下のようなテーマが出やすい傾向にあります。推薦入試前に一度は自分の考えを整理しておきましょう。

テーマ関連するキーワード
情報化社会・SNSフェイクニュース、情報過多、メディアリテラシー
高齢化社会・医療看護師不足、在宅医療、認知症ケア
メンタルヘルス孤独、ストレス社会、相談体制
AIと医療診断支援AI、医療倫理、人間の役割
グローバル化外国人患者対応、医療格差、国際保健
少子化・人口問題地域医療、医療資源の偏在

こちらの記事が東海大学医学部看護学科を目指す受験生の皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

さいごに

ここまで、東海大学医学部看護学科の小論文の傾向と対策についてお伝えしてきました。

東海大学の小論文は「現代社会の問題を自分ごととして捉え、具体的な問題を見つけ出し、論理的な解決策を提案する力」が求められます。
正しい型と対策を身につければ、必ず得点につながる科目です。

ただ、小論文は独学での対策に限界がある科目です。
自分では気づけない論理の矛盾や、看護職としての視点のズレは、第三者の添削があって初めて見えてくるものです。

アイプラスアカデミーでは、看護学部受験に特化した小論文・面接指導をオンラインで提供しています。年間1000本以上の添削実績を持つ専任講師が、東海大学の出題傾向を踏まえた「合格答案」の作成をサポートします。

この記事を書いた人

安井玲音

看護学部受験専門アイプラスアカデミー 専任講師。 出願書類(志望理由書)添削・小論文・面接指導を専門とし、年間1000本以上の添削を担当。 今年度、担当した全受講生を志望校合格へと導く。 単なる文章の添削ではなく、看護師としての適性を引き出し、採点官に響く「合格答案」の作成を徹底サポート。

【監修】松田 勇一(ディレクター) 朝日新聞グループ運営「マイベストプロ愛知」にて、厳正な審査を通過した教育の専門家。 本記事は、25年以上の大学受験指導キャリアを持つディレクター・松田の監修に基づき、最新の入試データと指導実績を反映して作成されています。

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