看護学校の小論文の対策!合格点をとる方法!

看護学校の小論文の対策!合格点をとる方法!

このページでは、受験指導歴20年のアイプラスアカデミーのディレクターが、看護学校への指導実績をもとにした、看護専門学校の推薦入試や社会人入試、一部の一般入試で実施される小論文の対策について紹介しています。
小論文は対策をどれだけしているかが受験生によって大きく異なるため、対策をしっかりとすることで他の受験生と大きく差をつけることができます。
以下は、いますぐに実践できる具体的な対策方法になっていますので、是非とも参考にしてください!

看護学校の小論文の得点の基準を知りましょう!

小論文は受験科目の中でも採点基準が明確ではないため、なかなか対策に困るという声を聞きます。

しかし、看護学校の入試で、小論文を課している理由を考えれば、どういった小論文が評価を得られるかが明確になります。

小論文が課される理由=評価の基準

看護学校が入試で小論文を課す理由は明確で、
受験者が「     」としてふさわしいかを判断するためです。

大半の人が、「看護師」とわかったはずです。
しかし、これだけではありません。

小論文の評価の基準

受験者が

  • 看護師を目指す者としてふさわしいのか
  • 受験する専門学校の学生としてふさわしいのか

以上の2点を判断されています。

では、「看護師を目指す者としてふさわしい人物」「受験する看護学校にふさわしい学生」とはいったいどう言った人なのかを解説していきます。

看護師目指す者としてふさわしい人物とは

看護師の適性として、明確に定められたものはありませんが、一般的には以下のようなものが挙げられます。

看護師の適性
  • 協調性(チーム医療の一員となる)
  • 他者の理解力と共感力(患者さんに対する理解と共感)
  • 学び続ける力(変化し続ける医療・看護に対応する)
  • 医学・医療の課題に関心や知識がある
  • など

最初の3つは、看護師の適性として、よく挙げられる3項目ですが、最後の「医学・医療の課題に関心や知識がある」については、看護学校進学を目指す受験生としてふさわしいかの判断に影響します。

受験する看護学校にふさわしい学生とは

各看護学校では、どのような学生に入学してもらいたいかが教育理念や募集要項に明確に設定されています。

各看護学校のHPやパンフレット・資料をなどを見てみると必ず触れられています。

公立の看護学校の場合は、アドミッションポリシーという、どのような人に入学してもらいたいかを提示していますので、必ず確認をしましょう。

以下は、ある看護専門学校のアドミッションポリシーです。

アドミッションポリシーの一例

本校では、心身ともに健康で、教育理念を理解し、明確な目的意識をもって看護の道を志す人を求めています。

  1. 生命を尊重し、さまざまな意見や価値観を理解しようとする姿勢のある人
  2. 人に関心を寄せ、思いやりの心をもって人と関わることができる人
  3. 看護の専門性を身につけるため、探究心を発揮して主体的に学び続けることができる人
  4. 周りの人と協力して、自分の役割を果たすことができる人
  5. 人々の健康を支える者として、自らの生活や健康を自己管理できる人

この専門学校を受験する人は、必ずこのアドミッションポリシーを意識した内容で小論文を書く必要があります。

看護学校の小論文で高得点を取れる内容は?

小論文で大事なことは、まず書き方や文章の能力を見ているわけではないことを理解しておきましょう。

受験生が、看護師を目指す者として、受験する学校の学生としてふさわしいかを判断されています。

つまり、看護学校の小論文では、自分のふさわしさをアピールできた内容のものが高得点になります。

では、どのようにふさわしさをアピールすればいいのでしょうか?

それには、看護・医療に関する知識が必要です!

看護学校の小論文の対策に必要な知識とは?

看護学校の小論文の対策をする上で、看護・医療に関する知識は絶対的に必要です。

例えば、「地域医療」というものを正しく知っていますか?

小論文の課題文が、地域医療についての内容であった場合、地域医療について正しく論述ができるでしょうか?

想像で、適当なことを書いてしまうと、どれだけ自分がふさわしいことを伝えようとしても、看護に関心がないと思われてしまいます。

また、これは面接についても同じですので、看護・医療の知識についてはしっかりと身につけるようにしましょう!

ちなみに地域医療とは、

医師や医療従事者が地域の住民に働きかけて、病気の予防や健康維持・増進のための活動を行うこと

小論文の完全ネタ本〔医歯薬系/看護・医療系〕より

を指します。

正しく答えられましたか?

それでは、次のセクションからは、具体的な看護学校の小論文の対策方法を紹介していきます!

看護学校の小論文の対策・勉強法

看護学校の小論文の対策は、大きく3つの段階に分けられます。

  1. 看護・医療の知識を身につける
  2. 小論文の書き方を身につける
  3. 過去問や参考書の問題に取り組む

です。
それでは、各段階の学習方法について説明していきます。

看護・医療の知識を身につける

ここまででお話しした通り、看護学校の小論文や面接では、看護・医療の知識を身につけておくことは非常に大切です。

しかし、1点だけ忘れてはいけないことがあります。

それは、受験する学校の過去問を確認しておくことです!
看護・医療系の題材には全く触れない小論文を課す学校もあるからです。

例えば、人文・教育系の内容を題材した小論文が出題される学校もあります。

その場合は、それに合わせた知識を身につけておく必要があります。

小論文に必要な知識の身につけ方

看護・医療の知識を身につけるのに最適な参考書は、「小論文の完全ネタ本 〔医歯薬系/看護・医療系編〕」です。

人文・教育系の知識を身につけるのに最適な参考書は、「小論文の完全ネタ本 〔人文・教育系編〕」です。

看護・医療系では看護・医療に関する44のテーマと276のキーワード
人文・教育系では人文・教育に関する36のテーマと650のキーワード
についての説明がされています。

各テーマとキーワードを、過去問の内容を踏まえて重要だと思われるものから、しっかり理解して、自分で短い文章でまとめたノートを作成していきましょう。
そうすることで、テーマやキーワードについて、自分なりの言葉で表現できるようになります。

小論文の書き方を身につける

小論文の書き方を身につけるために、最初に取り組んでもらいたい参考書が「採点者の心をつかむ合格する看護医療系の小論文」です。

こちらの参考書は、ここまでお話しした看護学校の小論文の対策をする上での評価の基準や考え方、医療に関する現状の話なども踏まえた内容になっています。

志望理由書の書き方についても触れているので、そちらも非常に参考になります。

小論文の書き方やルールを知る

先に紹介した参考書は、看護学校の小論文の書き方として十分な内容となっていますが、

  • 文章を書くことに自信がない人
  • 原稿用紙の使い方がわからない人
  • 小論文の書き方のパターンを身につけたい

という人は、「専門学校受験看護医療系の小論文」に取り組むのが最適です。

文章の書き方や原稿用紙の使い方から、小論文の書き方のパターンについて、ワーク形式で身につけることができます。

過去問や参考書の問題に取り組む

受験校の小論文の出題形式を確認しましょう

過去問や参考書の問題に取り組む前に、受験校の小論文の出題形式を確認しておきましょう!

小論文の出題形式には、

  • テーマ型
  • 課題文型
  • 図表型

などがありますが、看護学校の小論文はテーマ型か課題文型がほとんどです。

課題文型の場合、課題文の要約も出題されることが多いです。

いずれの型にしても、「採点者の心をつかむ合格する看護医療系の小論文」には対策のしかたがまとめてあるので、そちらも参考にしてください。

ここまで準備ができたら演習を行っていきます。

小論文の演習を繰り返しましょう

過去問が手元にある人は、そちらで演習を行いましょう。

ただし、実際には、過去問は手に入らないところも多いので、過去問を閲覧して、どのような内容が出題されていたかを覚えておいて、そのテーマについて書いてみたり、「小論文の完全ネタ本」にある過去の出題例に取り組んでみましょう!

その際には、最初にお話しした、
看護師を目指すものとしてふさわしい
受験校の学生としてふさわしい
内容になるようにしましょう!

書き上げた小論文は、自分では添削できないので、本来であれば指導ができる人に添削してもらうのが理想です。

小論文はたくさん書くことよりも、一題の小論文を完成させることにこだわって、何度も書き直しをしましょう!

一つ完成させたら、次の課題に取り組むという流れで、演習をするのが理想的です。

看護学校の小論文で合格点を取る方法まとめ

看護学校の小論文対策
  • 看護師として受験校の学生としてふさわしいかが小論文では問われます
  • 看護・医療の知識を身につけましょう
  • 受験校の出題傾向によっては、人文・教育系の知識も身につけましょう
  • 小論文の書き方を身につけましょう
  • 受験校の出題形式を確認して対策をしましょう
  • あとは、演習をして一題一題を完成させながら演習を続けましょう
  • 可能であれば、指導できる人に添削をしてもらいましょう

以上のような、手順で対策をしてもらえば、合格する可能性が大幅にアップします。

アイプラスアカデミーでは、小論文の個別指導もオンラインで行っています。

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