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今回の記事は、愛知県の社会人にオススメの看護学校のランキングです。
愛知県は学費の安い公立の看護学校も多くありますが、その中でも給付金や奨学金の利用の可否や、入試倍率などの過去の入試データをもとにした独自の視点によるランキングとなっています。
愛知県の看護学校への進学を考えている社会人の皆さんは是非とも参考にしてください!
目次
愛知県の社会人にオススメの看護学校の基準
社会人の皆さんにオススメする基準として、学費を重要視したランキングになっています。
1位から5位までの看護専門学校はすべて専門実践教育訓練給付の対象となっています。
社会人経験が3年以上ある人であれば、訓練経費(学費)の最大50%(年間上限40万円)の給付が受けられます。
また、資格取得後1年以内に正職員などに採用されると70%(年間56万円)が給付されるので、社会人経験のある方は、是非とも活用したい制度です。
詳しくは以下の記事でも紹介しています!
なお、6位の名古屋市中央看護專門学校は、專門実践教育訓練給付の対象外ですが、公立のため学費が安いことから、ランクインとなっています!
愛知県の社会人にオススメの看護学校 (看護専門学校) 第1位
愛知県立総合看護専門学校(第一看護科)
定員
募集定員 | 120名 |
推薦入試 社会人入試 | 定員の40%程度(48名程度) |
地域枠推薦入学試験 | 2名程度 |
一般入試 | 定員の60%程度(72名程度) |
倍率
入試方式 | 2020年度 | 2019年度 | 2018年度 |
---|---|---|---|
社会人入試 | 20.0 | 5.4 | 4.6 |
地域枠推薦入学試験 | 合格者なし | 合格者なし | 2.0 |
一般入試 | 1.7 | 2.4 | 2.0 |
学費
入学料 | 5,650円 |
授業料 | (月額)9,900円 (年額)118,800円 |
合計(初年度) | 124,450 円 |
その他必要費用 | テキスト代 約110,000円 ユニフォーム代等 約80,000円 |
学費の支援 | ・愛知県へき地医療確保看護修学資金 ・日本学生支援機構奨学金(貸与型) ・高等教育の就学支援新制度(給付型) |
社会人にオススメの理由
・公立なのでそもそもの学費が安く募集定員数がかなり多い。社会人入試については毎回倍率は高い傾向にあるが、一般入試の倍率はそこまで高い水準になっていないので、挑戦しやすさがあり、実際に社会人からの入学者も在籍している。また、就職を希望する学生への100%就職サポートがある。最寄駅より徒歩約8分という通いやすい立地条件。
愛知県立総合看護専門の対策
以下のページで愛知県立総合看護専門学校の入試の対策方法を紹介しています。
愛知県の社会人にオススメの看護学校(看護専門学校)圏外
<募集停止>県立愛知看護専門学校(第一看護科)
定員
募集定員 | 80名 |
推薦入試 | 定員の40%程度(32名程度) |
社会人入試 | 定員の10%程度(8名程度) |
地域枠推薦入学試験 | 2名程度 |
一般入試 | 定員の50%程度(40名程度) |
倍率
入試方式 | 2020年度 | 2019年度 | 2018年度 |
---|---|---|---|
社会人入試 | 2.1 | 4.2 | 3.8 |
地域枠推薦入学試験 | 2.0 | 合格者なし | 合格者なし |
一般入試 | 1.2 | 1.5 | 1.6 |
学費
入学料 | 5,650円 |
授業料 | (月額)9,900円 (年額)118,800円 |
合計(初年度) | 124,450 円 |
その他必要費用 | 教科書・ユニホーム代等170,000円程度(1年次) |
学費の支援 | ・専門実践教育訓練給付(給付型) ・愛知県へき地医療確保看護修学資金等 ・日本学生支援機構奨学金(貸与型) ・高等教育の修学支援新制度(給付型) |
社会人にオススメの理由
・公立なのでそもそもの学費が安く募集定員数も他の学校に比べると比較的多い。昨年度までの3年間で見ても社会人入試の倍率は減少傾向に有り、一般入試についても平均して1.4倍ほどであるので挑戦しやすい看護学校でしたが、2022年度以降の募集を停止することが公表されています。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/aichi-kango/boshu-teishi.html愛知県の社会人にオススメの看護学校(看護専門学校) 第2位
公立春日井小牧看護専門学校(看護学科)
定員
募集定員 | 40名 |
推薦入試 社会人入試 | 定員の25%程度(10名程度) |
地域枠推薦入学試験 | なし |
一般入試 | 定員の75%程度(30名程度) |
倍率
入試方式 | 2020年度 | 2019年度 | 2018年度 |
---|---|---|---|
社会人入試 | 9.5 | 10.7 | 9.0 |
一般入試 | 2.4 | 2.7 | 3.2 |
学費
入学料 | 50,000円 |
授業料 | (年額)120,000円 (※年2期に均等分割納入) |
合計(初年度) | 170,000 円 |
その他必要費用 | 教科書代 約240,000円(3年間総額) 実習衣代 約45,000円 研修旅行代 約160,000円(3年次) 損害保険料 約15,000円(3年間総額) HBワクチン・ウイルス検査等代 約40,000円(3年間総額) |
学費の支援 | ・専門実践教育訓練給付(給付型) ・春日井市看護修学資金 ・小牧市看護修学資金 ・日本学生支援機構奨学金(貸与型) ・高等教育の就学支援新制度(給付型) |
社会人にオススメの理由
・公立なので学費が安く、定員数がそこまで多くないので、入学後のフォローが手厚い。倍率は高めだが、特に社会人の人は対象になりやすい「専門実践教育訓練給付」の対象校であるので、貸与型だけでなく給付型の学費等のサポートを受けやすい。
愛知県の社会人にオススメの看護学校(看護専門学校) 第3位
半田常滑看護専門学校(看護学科)
定員
募集定員 | 40名 |
推薦入試 | 定員の50%程度(20名程度) |
社会人入試 | 若干名 |
一般入試 | 定員の50%程度(20名程度) |
倍率
入試方式 | 2020年度 | 2019年度 | 2018年度 |
---|---|---|---|
社会人入試 | 不明 | 不明 | 不明 |
一般入試 | 不明 | 2.7 | 不明 |
学費
入学料 | 50,000円 |
授業料 | (年額)180,000円 |
合計(初年度) | 230,000 円 |
その他必要費用 | 教材費 20,000円(年額) テキスト代・参考書代 約200,000円(3年間) 実習衣代・ユニフォーム代 約50,000円(3年間) その他 実費 |
学費の支援 | ・専門実践教育訓練給付(給付型) ・日本学生支援機構奨学金(貸与型) |
社会人にオススメの理由
・学費が安く、定員数がそこまで多くないので、入学後のフォローが手厚い。特に社会人の人は対象になりやすい「専門実践教育訓練給付」の対象校であるので、貸与型だけでなく給付型の学費等のサポートを受けやすい。
愛知県の社会人にオススメの看護学校(看護専門学校) 第4位
津島市立看護専門学校(看護科 3年課程)
定員
募集定員 | 30名 |
推薦入試 社会人入試 | 定員の50%程度(15名程度) |
地域枠推薦入学試験 | なし |
一般入試 | 定員の50%程度(15名程度) |
倍率
入試方式 | 2020年度 | 2019年度 | 2018年度 |
---|---|---|---|
社会人入試 | 11.0 | 9.3 | 9.5 |
一般入試 | 3.1 | 2.2 | 3.2 |
学費
入学料 | 120,000円 |
授業料 | (年額)150,000円 |
合計(初年度) | 270,000 円 |
その他必要費用 | ・教科書代 約150,000円(1年次) ・ユニフォーム代等 約50,000円(1年次) ・その他諸経費 約70,000円(1年次) ・予防接種等(個々の状況による)〜約30,000円(1年次) |
学費の支援 | ・専門実践教育訓練給付(給付型) ・津島市看護就学資金(貸与型) ・日本学生支援機構奨学金(貸与型) ・高等教育の就学支援新制度(給付型) |
社会人にオススメの理由
・公立の中では若干入学料などが高めではあるが、私立に比べれば格段に学費が安く、定員数が少ないので、入学後のフォローが手厚い。特に社会人の人は対象になりやすい「専門実践教育訓練給付」の対象校であるので、貸与型だけでなく給付型の学費等のサポートを受けやすい。
・ただし、その他必要費用が比較的高額となっていることには注意が必要です。
愛知県の社会人にオススメの看護学校 (看護専門学校)第5位
名古屋市中央看護専門学校(看護第一学科)
定員
募集定員 | 40名 |
推薦入試 | 定員の50%程度(20名程度) |
社会人入試 | なし |
一般入試 | 定員の50%程度(15名程度) |
倍率
入試方式 | 2020年度 | 2019年度 | 2018年度 |
---|---|---|---|
一般入試 | 2.2 | 4.3 | 2.5 |
学費
入学料 | 100,000円 |
授業料 | (年額)164,700円 |
合計(初年度) | 264,700 円 |
その他必要費用 | 教科書代、ユニフォーム代、感染症抗体検査費用、実習にともなう交通費、保険料の実費など |
学費の支援 | ・日本学生支援機構奨学金(貸与型) ・高等教育の就学支援新制度(給付型) |
社会人にオススメの理由
・公立の中では入学料・授業料ともに高めではあるが、私立に比べれば格段に学費が安く、定員数が少ないので、入学後のフォローが手厚い。「専門実践教育訓練給付」の対象校ではないが、日本学生支援機構の奨学金(貸与型)の利用もできるため、学費の負担はそれほど高くない。最寄駅から徒歩約5分の通いやすい立地条件。
・ただし、社会人入試を行っていないことからも、社会人の受け入れには積極的ではない可能性もある。